客観的な視点をもって
今回の研修に参加させていただいて私が感じることは、農村には個性と土地特有のパワーがあり、住民のなかには地域の活性化が必要だと考えている人が多くいらっしゃるということです。そういった人々の背中を押し、地域全体を巻き込みながら取り組める体制ができれば、少しずつ地域の状況は変化するのではないでしょうか。そのために必要なものは、客観的な外からの視点だと私は考えます。地域内の人にはない異なる気づきの視点を導入し、地域の人々と共に取り組むことで、新たな展開が生まれます。
新米にはパートナーを!
農村の活性化に参画したい人材、また、新規就農を目指す者が、実際に農山村で就農活動を行う場合、住居問題をクリアすることは必須です。また、外から入ってきた人材にとって地元の方々との間をとりもってくださるサポート役の存在があれば、スムーズに地域に溶け込むことができ、活動の巾が広がるということを実感しました。
研修を終えて
私は将来、甘楽富岡地域での就農を希望しています。私を快く受入れてくださり、覚えが悪いにも関わらず繰り返し丁寧に教えてくださった農家の皆様に心よりお礼申し上げます。簡単には実現できない新規就農という私の夢に対しても、いつも応援の姿勢で励ましてくださったことが今でも強く印象に残っています。今回の研修では、受け入れ農家の方のお蔭で多くの農家さんはじめ地域の方と幅広い人間関係を作ることができました。この多くの方々との出会いを人生の宝とし、研修で得た知識、経験を将来の夢のために活かしていきます。